小学校中学年頃から近眼が始まり、今や立派(?)なド近眼・ド乱視に成長してしまいました弥生。人生の半分以上を眼鏡と共に生きています。
……が、
2025年11月19日、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けて――晴れて「斜視用眼鏡」「手元眼鏡」だけの生活に!
眼鏡人間は結局、眼鏡と共にあります![完]
と、結果を言えばこんな感じなんですが、それでは記録にならないのでここからちゃんと詳細や所感を書きます。いざ!
ICLに興味あるけど迷ってる、近視・乱視持ちの選択肢を知りたい、という方への参考の1つとなりましたら幸いです。
ICL(Implantable Contact Lens)
眼球に小さな切込みを入れ、そこからコンタクトレンズを直接挿入する手術です。手術後切込みは自然に塞がります。
※ 【手術】である以上、当然リスクもあります。リスクを承知の上で、信頼できる先生に相談しましょう!
※ 専門家ではなく、ただの一般人の個人的な感想です。あしからず。
まずは結論。メリット・デメリット(個人の感想ともいう)
圧倒的にメリットの方が多いな、というのが私個人の術後2ヶ月ほど生活してからの感想・結論です。
が、デメリットを感じる部分もあるのでそこも書いていきます。
術後のメリット
↓ざっと箇条書きにするとこんな感じ
全体的に「日常中の眼鏡に関わる動作・気遣いが減る」ことと、「今までよく見えなかったシチュエーションでも “視える” 状態を維持できる」ことが大きいです。
私の場合、近視・乱視の重度に加えて斜視も入っていたので、圧縮レンズでもかなり分厚く重量がありました。常に鼻に掛かっていた眼鏡の重さが無くなったのは嬉しいです。
(ただ私の場合は斜視眼鏡は残るので、そちらに関しては後述します)
術後のデメリット
術前に比べて、瞳孔がやや開いた状態になっています。
↓ざっと箇条書きにするとこんな感じ
細かい作業をしようとした時に無理にピントを合わせようとすると頭が くらっと来たり、微細な字がどうしても読めなかったり。ここで言う「手元」は「本を読む」「ちょっと針仕事をする」くらいなら大丈夫です。
より具体的に言うなら、「漫画のコマに作者さんの手書き文字で小さく何か書いてある」「ミシンを掛ける時に “0.8mm” を見る」みたいなシーンで、「んー……見づらいな」と対象物を注視しようとするとダメな感じ。手元用の眼鏡(いわゆる老眼鏡?)があると無理せずによく見えます。(今まで手元眼鏡なんて要らなかったのになぁ…って気持ち)
「光が眩しい」は眼科で瞳孔開く検査をした人なら、イメージ湧くかと思います。あれにちょっと近い感じですね。「光の輪」「ハレーション」は、映画やイラストなんかでよく光の表現に使われるような演出効果がありますが、あれが実際に見えるようになります。
不便……というほどではありませんが、急に見えてビックリしてしまったり。サングラスがあると助かります。
あとこれは個人的な問題ですが、斜視のプリズム眼鏡の度数の関係で「プリズム眼鏡を掛けていると手元にピントを合わせずらい」がまた別途発生してしまうので、用途に合わせて眼鏡を外したり掛け替えたりする生活になってしまいました。
その都度ピントが変わって落ち着かないので、これはちょっと誤算でした……。
お金とか手術までの流れとか、当日どんな感じだったかとか
- やるなら40代前半までにした方がいい
- 自由診療になるため、レーシックより高額
- 手術前に検査が数回あり、手術後も定期的に通院が必要
といったあたりから「数年内くらいに受けられたらいいな」くらいの興味で、取り扱いのある眼科に行きました。近視・乱視がめちゃくちゃ重度なのでそもそも手術受けられるかわからない目でありました……。(検査の結果「OK!」だったので杞憂)
斜視も心配だったんですが、聞いたら「斜視あってもICLは可能です」ということでした。
費用
保険適用のレーシックと違って、ICLは自由診療なので10割負担です。近視・乱視が重度だと両目でだいたい75~80万円。
ここに別途、手術当日に保護メガネ(4,000円ほど)が必要になります。
このあたりの費用は使用するICLの種類だとか病院ごとの違いだとかあると思うので、まぁ目安の1つということで。(どのレンズにするかはお医者さんと相談)
手術までの流れ
2回ほど、いろんな機器を使った検査があります。目の状態とか視力の具合とかをよくよく見てから「手術しても大丈夫か」とか「どの度数のレンズにするか」とか調べて頂けました。
てっきりレンズ取り寄せ(半年くらいかかる)になると思ったら在庫ある度数だったらしくて、びっくり……。
当日
手術自体は30分ほどで終わりますが、目薬したりして準備に2時間ほどかかりました。
痛みは、レンズ入れてる時に鈍痛があったくらい。(眼精疲労で目頭グリグリしてるくらいの感じ)
目をずっと開けた状態で手術するので「怖いもの見えたらどうしよう……」と不安でしたが、実際には目の間近で作業される + 瞳の外側だとピントが合わず、頭上のライトを見てるうちに終わりました。
レンズが入った瞬間、じわ~~~っと視界の色調が変わって何も見えなくなりました。(15分くらい経つと元通り視界回復して見えるように)
この時点からもう「眼鏡無しで見えるようになっている」状態なのですが、傷口保護のために保護メガネを装着しているので裸眼感は全然ないです。そして、それより何より、目薬が目頭から鼻に抜けるのか何なのか、めちゃくちゃ苦かった……。
眼精疲労レベルの鈍痛は2日ほどありました。ロキソニン貰った(2つ貰って1つ余った)
病院出た瞬間から光が目に刺さって痛い。吸血鬼ってこんな感じかーというくらい太陽光からダメージをくらいます。サングラス無いと歩けないレベル。(ひどいのは最初の5日間くらいで、あとは徐々に気にならなくなり2週間ほどでサングラス無くても平気になりました)
+斜視なので、ちょっとややこしかった今回
「斜視」は、本来「左右の目で1つに焦点を合わせ立体的に物を見ている」ところが左右の焦点がズレてしまい、物が2つに分かれて見えるという状態です。
これはICLじゃ対応できないので、ICL手術をした後も別途、斜視の補正が必要です。具体的には「プリズム加工」が入った眼鏡を掛けて矯正する感じですね。
問題は、今までは「近視・乱視・斜視」を1つの眼鏡で補正していたこと。ICLで近視・乱視が無くなったので今後は「斜視だけ」の眼鏡になるわけですが……手術当日の時点ではその処方箋がありませんでした。
処方箋が ありませんでした。(2回言う)
めちゃくちゃ良く見えるようになったのに、斜視は無補正で残っているせいで、視界がずっとクリアに2重。自宅内だとそこまで気にならないのですけれど、外歩けない・車運転できない。
結局、術後 2週間後の検査が終わってから「斜視の眼鏡作りたいです!!」と申し出てそこから斜視対応の先生の予約を取り、斜視の診察まで2週間待機。処方箋をもらって速攻で眼鏡屋さんに駆け込み、眼鏡ができるまで1週間。
手術当日から数えると約1ヶ月ほど「見えるけど見えない」状態で しんどかったです。(斜視が無かったら、術後2週間くらいでヒャッハーできると思います)
……というわけで、今のところ「やって良かったなー」って
斜視があるので引き続きプリズム眼鏡は使っていますが、自宅内ではほぼ眼鏡無しで過ごせています! 今まで見えなくて放置していた細かいゴミとかね……よく見えますね……(/ω\)💦
「地震の時とかに眼鏡壊れて足手まといになったら……」と心配だったのが1つ解消されたのも、気分的に大きいですね。
費用がそこそこ高額であることと、個人的な都合もあって「手元(極近距離)がかえって見づらくなる」はデメリットも感じます。私は車必須の田舎生活なので近視・乱視改善を優先した形になりますが、手元作業を生業にしている人・車を運転しない人なら、余計デメリット感は大きくなるかもしれません。
今のところ、「パソコンで仕事する」「液タブで絵を描く」は手術前と同じ感じで変わらずできています。ミシン作業や刺繍は手元眼鏡への掛け替えが必須になってちょっと不便になりました。逆に、遠くは めちゃくちゃ良く見えるようになりました。プールや温泉が楽しみ。
もしICLをお考えなら、メリット・デメリット・リスクをよく考えてからご検討ください~って感じです!以上であります!
↓最後に所感まとめ!


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