『紋章の歴史』 読みました!

そろそろ秋冬シーズンなので久々に編み物でも…と思って毛糸をいじくり始めたんですが久々すぎてサイズ目算誤ったまま編み始めてしまい只今超ビッグサイズになりつつある編み物を膝に抱えていたりします弥生です。事前にちゃんとサイズ測るって大事ですねー(当たり前)

そしてほどくのも面倒なので超ビッグサイズのまま編み続けるのであります。

えー。

本日読み終わりました、

ミシェル・パストゥロー著『紋章の歴史』。
初版は1997年となっていますが手元にあるのは増刷版です。

これは友人からの頂き物ですね(半年以上積んでて申し訳ない)

ざっくり内容を記しますと、
ヨーロッパ…特に中世~近世を彩る紋章の数々について書かれた本です。


紋章とは何か。どんな歴史があるのか。
色、形、組み合わせが何を意味しているのか。
紋章を創るにあたっての規則。どういった人々が紋章を持ったのか。
紋章から何が読み取れるのか。

etc…

よく絵画に紋章が描き込まれていたり、建物に彫刻されていたりしますが、特に気にしていなければボーッと見逃してしまうこれら、

作成に携わった人の生い立ちや、作品に対する作者の考え…そういったものを表していたりするんですね。そこまで深いとは知らなかった。

紋章ひとつに履歴書が詰まっているみたいなカンジですかね。
今までそんなに気にして見た事がなかった(つまりはボーッと見逃していた)ので、これから色んなものの見方が変わりそうです。

日本の家紋についての項目があるなど、付属の小論がなかなか興味深く。面白かったです!

* * *

全く別の本ですけど、10年くらい前に読んだ『シンボルの謎バイブル』(産調出版 )等を併せて読んだら、また違って見えるかも知れないな~…と思いました。

以上!

コメント