5~6年かけてせっせと形成した積み本タワーを本腰入れて解体に向かおうとしています日々読書週間絶好調の弥生です。(今のところ)
そのうち飽きて、詰んでるゲーム作成に戻るんですよきっと。(今のうち)
えー、今回読みましたのが、
マール社より『イラスト資料:世界の建築』です。
思いっきり専門書ですね。
私は建築関係志望でも何でもないんですが、はじめて行った町の本屋さんでたまたま見かけて手がのびました。
だって…! 全ページ手描きスケッチで見取り図までついていて、構造だの比率だの時代における推移だのが記されていて、それで税込み1,400円台ですよ!?
建築関係の資料自体は蔵書に欲しかったので、これは運命!ということにして衝動買いしました(結局はそこです)
専門書を門外漢が一読しただけなんで、評価も何もないわけで。生意気にも素人が読みました~…からの感想になりますが、
なかなか読みごたえがあります。
学校教育の世界史では建築だけにスポットを当てて勉強することもないですから、
「建築」という視点から古代ギリシャ・ローマ・ゴシック・ルネサンス……と時代を追っていくのがたいへん面白く。特に古代ローマの建築技術が脱帽でした。構造の計算がすごい。
それぞれの時代の建築のプロフェッショナル達の仕事が、この現代まで、遺跡や古物件になって残っているんですね。
ついでのついでで日本建築についても1ページほど記載がありまして、石造り中心の構造に目が慣れたところで改めて伝統的な日本家屋を見ると…
「え… この家、木と紙でできてる……」
「部屋を仕切る壁が…無い……」
と、なります。
極東の島国日本。はじめて訪れた西洋人はさぞやびっくりしたに違いない。
以上っ!
とりあえず感想まで。
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