小学校の頃から本が好きで冒険物語だの推理小説だの…と手あたり次第に読んでいた「物語」大好き人間弥生ですこんにちは。本好きが転じて見境が無くなり、いつしか部屋の蔵書には機械やら科学やら武器武具やら戦闘機やら戦術書やら、「物語」以外の本がごろごろと。
「またそんな本読んで」とか「何に使うの?」とか言われます。……か、書くのにいつか使うんだぃ!
で、昨夜やっと読み終わりました!
長田龍太著『中世ヨーロッパの武術』。
購入したのは新冊で店頭に並んでいた2012年頃…のはずなので、五年くらい掛かって読んでるんですかね(こんなんばっか)。
寝る前の15分間とかにちびちび読んでました。
読んだって言っても、通しで一読できただけなんですけどね……。
ざっくりとどんな本か言いますと、RPGやファンタジー小説でお馴染みの武器を使った戦闘のアレコレが片っ端から掲載されています。
全671ページでイラスト充実・解説充実・付録も充実。
個人的には大変興味深くて面白かったです!
(概説から入って頂けていて、理論が分かりやすいです)
(参考文献の書評まで載せてもらえているのが良かったです)
考えてみれば当たり前のハナシなんですが、
武器にも重量があり、重心があり、運動には支点と力点と作用点があり……。
それらを突き詰めて研ぎ澄ませたのが「武術」。
芸術や機械が人の手によって生み出され、進化してきたのと同じなんですね。洗練されたレシプロ戦闘機の美しさに通じるものがあr(自重)
著者さんの語り口が好みで、そっちも大いに楽しませてもらいました。たまに毒気が見え隠れしている(笑)
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
『続・中世ヨーロッパの武術』というのが続きで出ているので、そっちも読みたいのですけれども……
いかんせん積んである本が部屋の隅に塔を形成し始めていまして。先にそっちを何とかしなければ(汗)
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